デザインの新基準『メディアユニバーサルデザイン』

広告物に込めた想いが、きちんと分かる、きちんと伝わる。
アーク・フロントは、誰にでも優しいユニバーサルデザインの有効活用を提案します。


MUDサービスについて

ユニバーサルデザインとは、障害の有無や、年齢、性別、人種などにかかわらず、最大限・可能な限り、より多くの人々が利用しやすい製品やサービス、環境をデザインする考え方です。昨今では、「少子・高齢社会」への「新たな対応策」として、内閣府の強力な後押しや、数ある大企業の本格的な取り組みによりその概念が急速に広まり、さまざまな環境や製品にこの考え方が応用されております。その中でも「視覚情報」に特化したものがメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)です。

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「広告で伝える」をモットーに事業を展開する私たちアーク・フロント株式会社は、以前よりこのメディア・ユニバーサルデザインの必要性を提唱してまいりました。現在、当社にはメディア・ユニバーサルデザインの知識を正しく理解し、ディレクション、アドバイスができる者だけに付与される関連資格取得者が6名在籍し、ご相談を承っております。

ユニバーサルデザインの視点から、世の中のさまざまなモノやサービスを見てみると、今までにはなかった新しい発見や、今まで気づかなかった新たな課題が見つかるかもしれません。今よりも1人でも多くの人へ、伝えたい情報を正確に伝えるための手段として、当社はメディア・ユニバーサルデザインの有効活用をご提案いたします。



視覚メディアに対する不満

日本国内で情報受信にハンデキャップのある人は約2人に1人

日本国内で情報受信にハンデキャップのある人は約6033万人


メディア・ユニバーサルデザインの対象となりうる人たちと特徴

①高齢者(約3,000万人)

65歳以上の高齢者人口は27.3%(3461万人)と過去最高に達しており、
昭和25年以降(当時4.9%)、一貫して上昇し続けています。

●一般の人の見え方

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●高齢者(白内障)の人の見え方例

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考慮すべきポイント

明度の高い色や、明度差のない配色は、とても見づらい。
白内障は光量過多になる場合があり、細い線は飛んで見える。


②弱視者(約140万人)

視覚障害者の70〜80%が弱視者で、日本国内に100万人以上と考えられており、
文字、文字の色、情報伝達方法など、様々な配慮は欠かせません。

●一般の人の見え方

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●高齢者(白内障)の人の見え方例

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考慮すべきポイント

矯正視力(両目の視力の和)が0.3以下で、視野狭窄や遠視、斜視、
白内障などがあり、文字サイズや色によっては見えないものがある。


③色覚障がい者(約320万人)

色覚障がい者は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人の割合で、
日本国内320万人以上と言われています。

●一般の人の見え方

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●高齢者(白内障)の人の見え方例

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考慮すべきポイント

色相の差による区別が苦手な分、隣接する色がわかりにくく、
別々の色が同一色に見えたり、同一色のものが別の色に見えたりする。


④肢体不自由者(約690万人)

車椅子などで利用が容易な施設が増えています。今後は配慮されている
施設などの情報を、利用者の立場になって伝えなければなりません。

⑤子供・外国人(約1910万人)

訪日、在留外国人が増加し、訪日外国人旅行者は1341万人(平成26年)。
子供・外国人は、難しい漢字や表現では理解できません。

考慮すべきポイント

肢体不自由者には、施設などのより多くの情報が必要であり、文字の読解が
難しい子供や外国人には、読ませる以外の情報伝達手段が必要になる。

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当社ではMUDの観点から、誰にでもやさしい表現の実践に取り組み、視覚情報の伝達をバックアップできるデザインをご提案しております。


私たちアーク・フロントは「MUDの5原則」の実践を通して、
高齢者・色覚障がい者・外国人など、1人でも多くの人への合理的配慮に寄与します。

※障がいのある人が困っている時に、その人の障がいに合った必要な工夫ややり方を、負担が重すぎない範囲ですることを合理的配慮と言います。

例えばこんなところでMUDは活用されています

ポスターやチラシやDMなど、視覚だけで正確な情報を伝えなければならない媒体は「見やすさ・分かりやすさ」が重要です。

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MUDを取り入れたことによる効果

フォント、色、デザインを調整することで、より多くの人の目にとまりやすく、以前より情報が伝わりやすくなります。

医療福祉、公共施設、ショッピングセンターなど、子供や高齢者、外国人など、様々な人が利用する施設やサービスの媒体は、「誰にでも分かりやすい」が重要です。

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MUDを取り入れたことによる効果

言語表記、文字フォント、色を調整することで、親切で一目で情報が分かる。案内や説明のオペレーションを削減できる。

様々な人が利用する施設への案内や、場所への誘導を促す看板サインでは、遠い場所からはもちろん、「読まなくても理解できる分かりやすさ」が必要です。

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MUDを取り入れたことによる効果

言語表記、色、アイコン、位置を調整することで、より多くの人の目にとまりやすく、以前より情報が伝わりやすくなります。

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さらに、メディア・ユニバーサルデザインは企業のイメージアップにもつながります。現在、日本国が抱える「超高齢化社会」到来への対応としても、また、2020年に行われる「東京オリンピック・パラリンピック」の開催にあたっても、老若男女・国籍・障がいの有無を問わずした「分かる・伝わる広告物の制作」は必須となりました。

その実状を踏まえ、今まさにメディア・ユニバーサルデザインの考え方が急速に広まってきています。情報社会において、より多くの人に正確に情報を伝えることは、より住みよい街づくりにつながり、地元愛の醸成や企業のCSRの成長にもつながります。

MUD資格者多数在籍

内閣府認証のMUD教育機関にて習得した技能を持つ社内デザイナーにて提供させて頂いております。


内閣府認証 
NPO法人メディアユニバーサルデザイン協会

公式サイト
https://www.media-ud.org/


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